6月23日から29日までの男女共同参画週間に合わせ、男女共同参画推進事業「ジェンダーフリー・誰もが社会で輝くために」をテーマに座談会を開催しました。静岡県男女共同参画センター交流会議の代表理事大國田鶴子氏と同法人理事後藤朱美氏のコーディネーターの進行のもと活発な座談会となりました。
「男女共同参画とは、男だからとか女だからとか役割を分けることなく、一緒にやること」「男性は外で働き、女性は家庭内のことをやる」という考えについて、どう思うかという質問がコーディネーターから参加者に投げかけられ、それについての意見や、男女共同参画の観点から日頃やっていることなどが話し合われました。70歳代では男性が外で働き、女性は家事をするという思いが根強く、それぞれ得意・不得意もあるので、一緒に行動することは難しい。しかし、お互いを思いやり、ありがとうといった感謝の言葉を口に出して言うことが大事ではないかという意見がだされました。
また、若い世代からは、共働きをしている人が多いこともあり、家庭内のことは夫婦ですることが当たり前、夫が家事を手伝うという考え自体がおかしいと思っている、との意見がでました。若い人たちの間では、男女共同参画が自然に身についているようでした。
コーディネーターから「自分の今の性(男性・女性)に生まれてきてよかったと思うこと、嫌な思いをしたことなどがありますか?次に生まれるならどちらの性がいいですか?との質問には、今のままの性がいいと答えた方が大半でした。最後にコーディネーターから、家に帰って「私たち平等よね。あなたの付属物ではないよね。」という投げかけをして、男女共同参画社会づくりのために一歩でも進んで欲しい。まずは身近な家庭から変えていってほしいとの思いが告げられ、座談会を終了しました。
- 名称:男女共同参画推進事業~ジェンダーフリー・誰もが社会で輝くために~
- 主催:御殿場市民活動支援センター(特非)市民活動広場ふらっと御殿場
- 日時:平成29年6月24日(土) 10:00~
- 場所:御殿場市民交流センター1階 第2会議室
- 内容:座談会
- 費用:無料