トヨタ財団は、2025年度特定課題「外国人材の受け入れと日本社会」の公募を開始しました。
https://www.toyotafound.or.jp/grant/migration/
助成概要
応募期間 | 2025年9月1日(月)〜11月15日(土)23時59分まで |
本プログラムのねらい | 基本的な課題の解明と対応の促進、人材の育成や連携の促進、プラットフォーム構築等に資すること。 そのために、以下の点を念頭に置いたうえで、助成対象者が調査・研究を行い、かつ助成期間中に課題解決や状況の改善に向けた仕組みや制度構築に取り組むことを期待しています。 ✓外国人材の増加が日本社会の様々な面に引き起こす変化や影響と、その対応のあり方を探る ✓外国人材が直面する諸課題を生み出す仕組みの改善策を提案・実践する ✓外国人材の支援に関わる現場の人々と、その関連分野の研究者や行政、地域住民、当事者、経済団体、企業等をつなげ、共に課題解決に取り組むためのプラットフォームをつくる。 |
助成プロジェクトで取り組む諸分野 | 下記の各分野に取り組むプロジェクトに対して助成します。 (1)外国人材が能力を最大限発揮できる環境作り (2)外国人材の情報へのアクセスにおける格差の是正 (3)ケア・サポート体制を担う人材と既存資源の見直し (4)高度人材の流入促進 (5)日本企業の海外事業活動における知見・経験からの学びと教訓 *これらは相互に関連が深いため、複数の分野にまたがったプロジェクトも積極的に助成を検討します。 *本プログラムは、調査・研究・実践のすべてを実施するプロジェクトへの助成を主眼としていますが、分野(4)(5)に限り、調査・研究に主軸を置いたプロジェクトの応募も受け付け、選考対象とします。ただし、両分野においても、実践活動が含まれるものを優先します。 |
助成の対象 | 設定した分野に対して、必要かつ適切な広がりをもつ領域横断的なチームを形成すること。個人のみの応募は対象となりません。 |
応募者の年齢・所属・国籍は問いませんが、代表者と連絡責任者については日本語で日常的なコミュニケーションがとれること。応募書類の受付は日本語のみとなります。*昨年度より代表者の主たる居住地についての要件はなくなりました。 | |
適切な対象に向けた政策提言や公開シンポジウムの実施等による成果発信を計画に組み込み、助成期間内に達成すること | |
助成期間中は財団と連絡を密に取り、財団が主/共催するシンポジウム等に参加すること | |
助成総額 | 5,500万円 |
助成金額 | 1件あたり500 万円〜1,000 万円程度 |
助成期間 | 2026年5月1日から2028年4月30日まで(2年間)、もしくは2029年4月30日まで(3年間) |
助成の決定 | 園田茂人・東京大学東洋文化研究所教授を委員長とする外部有識者による選考委員会によって審議の上、トヨタ財団理事会において決定いたします |